2024/04/03 誤字を修正
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※本記事にはアーマード・コアVI ファイアーズオブルビコンのネタバレを若干含みます。致命的なネタバレはありません。
お久しぶりです。eucheryです。
久しぶりに筆をしたためようと思う出来事があったのでしたためさせていただきます。対戦よろしくお願いします。
早くも、旦那と結婚して7年の年月日が経った。
同じく結婚している人や、長く仲の良い友人がいる人なら分かるかもしれないが、どんなに長い付き合いのある友人関係でも定期的に「あの頃こういうことがあった」と、昔を振り返る話をしないだろうか?
しかも何回も同じ内容だ。
「もう聞き飽きたよ」と言いながらも、互いに忘れた頃にその話をするので、不思議と新鮮さがどこか保たれる。
そうだ。
旦那の"聞き飽きた話"の一つに、アーマードコアがあった。彼はほぼ全作のアーマードコアをプレイしている。しかも決まって話すのは最近のVじゃなくて、初代とか3とかプレイステーション時代のアーマードコア。
「俺はあの中学時代にむらもとくん(友達)から初代アーマードコアを借りていなかったら、アーマードコアをやっていなかった。ちょっとやってみたら"何この難しいゲームは!?"ってハマっちゃってさ。それですぐにゲーム屋さんに行ったんだよね。それで自分のアーマードコアを買ってさ、次の日にはむらもとくんにアーマードコアを返した。」
ほら、聞き飽きた話だから旦那に聞かなくてもスラスラ書けた。旦那はこの話をいつもニコニコしながら何回も丁寧丁寧に伝えてくる。
あまりに毎回熱く話すものだから、聞いてる私も「ああ彼にとってはすごく良いゲームだったんだろうな、彼にとっては。」と感じていた。一方で私がやったフロムソフトウェアのゲームは、エルデンリングやブラッドボーン、SEKIRO、ダークソウル1~3といったRPGアクション。ほとんどの作品でトロコン(すべてのやりこみ要素を完遂)しているが、アーマードコアはまったくやったことがなかった。
なぜやらなかったか?単刀直入に言おう。
面白くなかったから。
こんなにも熱意のある旦那と比べて、私のアーマードコアの話はほとんどない。ゲームが好きな兄でさえ、ガンダムのゲームしかロボゲーを持ってなかったから尚更だ。
それでもひょんなことから大学生の時にアーマードコアVを少しだけプレイしたことがあるが、スキャンモードが鬱陶しいと感じてしまいすぐ辞めてしまった。だから、もうアーマードコアを買わないと思っていた。一度製品に対して負の感情を持ってしまった人間の興味を持たせ直す事は相当難しい。だから新作が出ても、発表されてもあまり興味を持たないと思っていた。
つまり、
天地がひっくり返ろうが私からアーマードコアの話なんて出るはずがなかったのだ。
しかしながら。このブログのタイトルは?
私とアーマード・コアVI ファイアーズオブルビコン。
安心してくれ。
今ならいくらでもアーマードコアを話してやる。
(VIに限る。V.Iならもっとだ。)
ああ。既に1万文字の二次創作小説を書いた。
私の中に、二人の私がいる。
大学の卒業論文を半年かけて1万文字書いた私と、
アーマードコアVIの小説を2日かけて1万文字書いた私──────
......怖いか?
そんな「私とアーマード・コアVI ファイアーズオブルビコン」との出会いの話を発売して2か月が経った今。8月のスペシャルブリーフィングを振り返りながら話をしよう。Twitterじゃちょっと話しづらかった内容だったのでここにブチ撒ける。
長いがここまでが序文だ。どうか覚悟してくれ。